2023-01-30 キッテオッテな日々 大人のモヤモヤに寄り添う「おとなのためのアイラブみー」がおもしろい! #おうち時間 #おすすめアイテム こんにちは。ラジオ大好きコピーライターのますだです。 普段はキッテオッテの「作り方」や「学び」をまとめたり、SNSでつぶやく文章を考えたりしています。 今年からこの「STORY」では、キッテオッテを作っているデザイナーやコピーライターがときどき登場して、「子育て」や「作ること」に関連した記事を更新していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。 ▪自己紹介とおすすめ“耳活” 今回は自己紹介もかねて、私の好きな音声コンテンツをご紹介します。 冒頭でご挨拶したように私はラジオが好きで、小学生の頃からいろんな番組を聴き続けるヘビーリスナー。ここ数年はスマホアプリでポッドキャストやインターネットラジオまで幅広く聴けるようになってしまって、正直時間が足りません。音声コンテンツを楽しむことを“耳活”というそうですが正直ぜんぜん馴染みません。 ※ポッドキャストとは、音声や動画データをネット上に公開する方法のひとつ。専用アプリを使うことで、さまざまなオーディオエピソードや番組を無料で視聴することができます。(一部プレミアムコンテンツを除く) そんな私がみなさんにおすすめしたいのが、「Spotify」というアプリで聴けるポッドキャスト番組「おとなのためのアイラブみー」。どんな番組かというと。 「ポッドキャスト番組 | おとなのためのアイラブみー」 “「自分を大切にするってどういうこと?」かを考えていくNHKEテレのアニメーション番組「アイラブみー」を制作するプロデューサーによるポッドキャストです。◇テレビ番組の制作を通じて湧いてきた性教育の疑問や、こじらせてしまったモヤモヤを専門家にぶつけ、答えを一緒に探っていくトークプログラム。子育て真っ最中のプロデューサーたちによる、寄り道だらけ・感じたままの本音トークをお届けします。” おとなのためのアイラブみー 詳細情報より引用 「子どもの性教育」って近頃取り沙汰されることが多いように感じますが、話題に上がるたびになんとなくモヤモヤして、自分の子供時代を振り返っては「そもそも自分は性教育ってちゃんと受けたっけ…??」と感じていました。学校の授業ではたしかに習ったけれど、それだけで充分だったのか、子どもに正しく教えられるほどかといえば心もとない、そんな感覚。 そこでこの番組を聴いてみると、出だしはEテレ「アイラブみー」のプロデューサーという女性二人のゆる〜いトーク。なのですが、「自己肯定感ってなかなか持てないよね」や「自己肯定感の低い自分が、子どもに『自分を大事に』って教えるのはむずかしい」といった共感できる話題・ギモンについて、専門家の先生に直接聞いてしまうんです。 性教育といいつつ、扱うテーマは人権や多様性、自尊心などさまざま。現時点で公開されているエピソードを並べてみても、育児中の方だけでなく、いろんな大人の「知りたい」が詰まっていそうな番組だと伝わるでしょうか。 公開中のエピソード一例 「Episode #2 “趣味”とか聞かれても困っちゃうんですよね」 「Episode #7 男子か女子かで話し方、無意識に変えちゃってる?」 「Episode #13 いま、自分のキャパの何%なんだろう?」 「Episode #14 自分も相手も大切にするって、ムズカシイ…」 「Episode #16 空気は読めるけど、自分の気持ちは読めません」 ※2023年1月時点 「趣味とか聞かれても困っちゃう」なんて、私の発言かな?と思うほどの共感度。わかる!気になる!でも友だちと話すにはどこか気がひける、生々しささえ感じるエピソードばかり。こういうモヤモヤに答えてくれる、一緒に考えられる番組がほしかった! 音だけのコンテンツは「ながら聴き」できるのもうれしいところ。(これはポッドキャストに限らずラジオにも言えることです。ラジオたのしいよラジオ!) 掃除しながら、洗濯物をたたみながら聴いては「子どものときに知りたかった!」と学びがあったり、二人の素直な意見に「わかる〜!」とうなずいたり。ひとつのエピソードが20分程度なので、家事をしながらさくっと聴いています。 ラジオと違うのは「録音したものが配信される」という点で、公開済のエピソードは一時停止や聞き直しが可能。朝の通勤電車で半分聴いて、帰りにもう半分、なんて楽しみ方もOKです。 「Spotify」のアプリをダウンロードするとスマートフォンで(しかも!無料で!)視聴できます。 気になった方はぜひ聴いてみてくださいね。 この記事を書いた人 増田 ななこ ラジオを愛する元テレビディレクターのコピーライター。人生で初めて読んだ漫画は『銀牙 -流れ星 銀-』です。