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静電気で遊ぼう!お宝釣りゲーム

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冬は空気が乾燥して、静電気が起きやすくなる季節。ドアノブをさわったり、セーターを着たりするときに「バチッ」と感じてびっくりすることがありますよね。そんな嫌われものの静電気ですが、そのしくみを使って何かおもしろい遊びに使えないかと考えたのがミッションNo.33の静電気サーカスです。

静電気のしくみがわかれば、このミッション以外にもいろいろな遊び方ができますよ。
今回は、型紙不要&身近にあるものでかんたんに遊べるゲームをご紹介します。

30秒間で一番大金持ちになれるのは誰だ⁉
お宝釣りゲーム

ルールはかんたん。ティッシュで作った「お宝」を静電気の力で釣り上げ、得点が高かった人が勝ち!
大人も子どもも楽しく盛り上がれるので、次の遊び方を見ながら、おうちの人や友だちといっしょにやってみてくださいね。

■ 用意するもの

ティッシュペーパー5枚ほど、水性ペン、ストロー、布(ウール素材がおすすめ)。
ストローと布はゲームに参加する人数分用意します。ストップウォッチやスマホのアプリがあると便利です。

■ つくり方

  1. ①2枚重なったティッシュを1枚ずつにはがし、水性ペンで好きなお宝や金額を書きます。
    ティッシュが薄くて裏写りしやすいので、ペンを使うときはに厚めの紙を敷いてくださいね。
  2. ②お宝を好きな形にカットします。ティッシュはやぶれやすいので力加減を意識して…。
  3. ③お宝をたくさん用意できたら、テーブルや机など平らな場所に並べて準備完了!

■ あそび方

①プレイヤーにストローと布を配ったら、まずは10秒間の「静電気チャージタイム」。
自分のストローを布でこすり、静電気をたくわえます。

②10秒間のカウントダウン終了とともに、ゲームスタート!
並べたお宝にストローを近づけて、くっつけていきます。30秒間で一番釣り上げたものの合計得点が高かった人が優勝です。
静電気が弱くなってしまったら、布でこすって再チャージ。ゲーム中は何度もチャージしてOKです。

30秒経ったらゲーム終了です。
夢中になると30秒は本当にあっという間。お宝はたくさん釣れたかな?

キッテオッテスタッフが実際にやってみたところ…

それぞれの性格が出ておもしろい結果に。

こちらは、くっつきやすい小さな得点をコツコツ集めたよう。堅実なタイプ。

一方こちらは、一攫千金をめざして大きな得点を狙ったようです。ちゃっかり!

そして、お金には変えられない「お宝」を集めているスタッフも。

夢がいっぱい釣れましたね(笑)
一応集計してみると、優勝は合計1,700,000,700得点プラス宝石が釣れたスタッフに。
でも「おいしいものが買えたら充分だよね」や「私もイケメンほしい!」など、得点だけではない価値に気づき、それぞれにとっての「お宝」が共有できる(?)ゲームとなりました。

「どうなったら得点が入るのか」「どうしたら優勝か」など遊び方のルールを決めるところからみんなで考えてもおもしろそうです。
スタッフの中では、「宝石が釣れたら得点が倍になる」などのオプションを追加すると、ゲーム性がアップしそう!とのアイデアがでました。

子どもと遊ぶなら、「お金釣り」で足し算の練習をしたり、「数字釣り」で数を数える練習をするのもおすすめです。

身近なものでも、静電気を使えばこんなに楽しい遊びになります。
また静電気は、部屋の湿度や気温、ストローをこする素材によっても起き方が変わります。静電気を素材を変えたり、布をこする秒数を増やしたり、いろいろアレンジして楽しんでみてください。

ストローがどうしてティッシュにくっつくのか、静電気の詳しいしくみが気になったら、ミッションシートの「教えて!ミッケ!」をチェックしてくださいね。

静電気のしくみはここでチェック!

静電気サーカスのシートはこちら